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睡眠は大切。
わかっていても、つい後回しになってしまうのが現代の睡眠事情です。
なにせ、寝なければその分他の「なにか」ができます。
仕事だったり遊びだったりと内容はそれぞれですが、一番最後にまわされがちなのが睡眠です。
ダンジョン飯という漫画に、こんな台詞があります。
「食事は暇なときにすることじゃない 睡眠をとって食事をしたら 生き物ってのはようやくやりたいことができるようになるんだ」
寝食に対して「そんな暇はない」と言いフラフラになりながら進もうとする仲間に対して、主人公かかけた言葉です。
「寝る時間がもったいない」という意識は、今の現代社会人にも当てはまるものではないでしょうか。
今、寝ることの大切さがクローズアップされつつあります。前々から言っていますが、私も改めて「寝活」を提唱します。
毎日同じペースで活動できる睡眠時間を考える
私が考える「ベストの睡眠時間」とは、以下の三つを満たす範囲です。
①眠くなる前に寝ることができる
②活動中に『寝落ち』しない
③そのサイクルをずっと続けられる
それではこのポイントをひとつづつ紹介していきます。
眠くなる前に寝る
私はかなり寝る方だとよく言われます。子どもと夜8時に布団に入り、翌朝5時過ぎに起床。だいたい9時間ほど寝ているのですが、「寝すぎ」と言われます。
それがいいか悪いかはさておきますが、「そんなに早く眠くなるの?」と聞かれるのです。
さすがの私も8時にあくびが出て眠くなったりはしません。深夜1時2時まで起きていても大丈夫です。
ですが8時に「寝る」のです。
眠くなくても、布団に入って電気を消し、目を閉じていれば自然に寝ています。
私の中では、「眠いから寝る」はもう遅いのです。
だいたい眠くなるまで起きているということは、何かしていることがほとんどです。
テレビやスマホを見ている、仕事をしている、飲み食いしている――
そんな活動中に急に眠いからと寝ても、体や頭はすぐに休めないのではないかなと思っています。
日中眠くならない、寝ないだけの睡眠
起きているべき時間に我慢できないほど眠くなるのは、やはり睡眠不足だと私は思います。
睡眠時間が足りているのに日常的に眠気が生じる場合は、病気の可能性もあります。
「午後はどうしても眠くなる」「電車の中で寝てる」
別に珍しいことではありませんが、あまりにも頻度が高かったり、耐えられないほどのものは普通ではないと考えます。
夕方電車の手すりに寄りかかって寝ていて、膝がガクッとなって目が覚める。
見ず知らずの人が大勢いる公共の場で、大きな口を開けて寝ていたり、無防備に寝てグラグラ揺れていたり。
そんな状態で「夜そんなに早く寝なくても平気」というのはどうなのでしょうか。
そのサイクルをずっと続けられる
私も、昼寝をすればその夜はどうやっても8時には眠れません。
逆に、朝3時まで眠くならずに起きていられますが、その翌日も朝3時まで起きているのは難しいです。
大事なのは、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることに支障がないということではないでしょうか。
仕事があったり、毎日同じ時間に寝られる人ばかりではありませんが、自分が毎日気持ちよく活動し続けるには何時間寝るのがいいのかを考えてみるといいと思います。
寝活をやってみる
それでは、私が実際に気持ちよく寝ようと思うときに心がけている「寝活」を紹介します。
ここに紹介したすべてを毎日やっているわけではありませんが、なるべく多く取り入れるようにしていることです。
自分にもこれならできそう、ということがあったら、ぜひ試してみてください!
テレビを消す
寝る1時間前にはテレビを消します。子どもがいるので食事の時に消してそのままなのですが、最低でも寝る30分前にはテレビを消します。
寂しければ音楽をかけますが、歌が入ったものはなるべく避けます。クラシックやリラックスBGMをよく聞いています。Youtubeやアプリで流して、Bluetoothでオーディオから流しています。
私が使っているのがこちらのアプリ。
夜の自然音 ~快適な睡眠のために~
Satoshi Masui無料posted withアプリーチ
焚き火の音が好きなので、BGMと一緒に流しています。渓流の音やカエルの鳴き声なんかも好きです。リラックスできますね。
テレビの存在感はかなりのもので、頻繁に切り替わる画面の刺激はスマホにも勝るように感じます。
また、画面を観ていないつもりでも、人の声が流れているというのは思った以上に頭を働かせています。BGMで歌が入ってるのを避けるのも同じ理由です。
どうしても言葉の意味を無意識に聞いて理解しようとしているのか、やはり頭が休まらない気がします。
食事中はBGMに切り替えますが、寝る10分くらい前にはBGMも止めるようにしています。
暖かい飲み物を飲む
いろいろなものを消したら、暖かい飲み物をゆっくり飲みます。
白湯だったり、ホットミルクだったり、蜂蜜湯だったり、梅昆布茶だったり。
これはできるときとできない時がありますが、寝るまでにちょっとだけ時間があるな、というときに飲むようにしています。
飲みながら家族とゆっくり話したり、雑誌や本を読んでみたり。
いつかDimplexのマイクロストーブの前で、ゆったり炎の揺らめきを見ながらホットミルクを飲んでみたいです。
こちらなんですが、音は付いていないので、前述したスマホの焚き火音を流すとよさそうですね。ちなみに温風無しで炎の揺らめきだけを出すこともできます。うーんほしい。
ちなみに炎の再現にこだわっているDimplexはいいお値段がしますが、そこまでこだわらなければもっと安価なブランドもあります。
午後にカフェインやアルコールを摂らない
私は午後になったらカフェインは避けます。コーヒーは好きですが、朝、遅くともお昼までにとどめます。
午後にコーヒーや紅茶を飲むと、寝つきが悪くなる自覚があるからです。
「夜コーヒー飲んで眠れなくなったことなんてないよ!私カフェイン効かないんだよね~」
こう言う人をたまに見かけます。
夜に何杯コーヒーを飲んでもちゃんと寝てるのだそうです。
それは当然です。カフェインを摂ったって、いずれは眠くなります。永遠に眠れないならもはやそれは毒です。
カフェインがどう効くかは個人差もありますし、依存や慣れなどもあるので、効果がどうという議論をするつもりはありません。
ただ、「カフェインを摂らなかったらもっと早めに眠れるんじゃないだろうか?もっと質のいい睡眠をとれるんじゃないだろうか?」ということを考えてみてもいいのではないかと思うのです。
夜だけどどうしてもコーヒーが飲みたい!我慢できない!!というのならそれはもう個人の自由ですが、無理に飲む必要もないのに、コーヒーを選ぶこともないのではないでしょうか。
アルコールもまた同様で、しっかり休もうと心がける日は、私は飲みません。
カフェインレスコーヒーやノンアルコールドリンクを利用するのもいいですね。我が家ではこちらのコーヒーサクラさんのカフェインレスコーヒーにお世話になっております。
ライフスタイルやライフサイクルによって難しい方も多いと思いますが、続けられそうならぜひ試してみてください!
椅子に座らない
こたつにごろんとしていると、うとうとしてきますよね。
実家がフローリングで椅子なのですが、私は椅子に座っているとどうもリラックスができません。
リラックスチェアやソファがあればそこでいいと思うのですが、なければラグや、毛布やタオルケットなどをフローリングに敷いてもいいでしょう。
下半身を冷やさないようにだけ気を付けて、ミニテーブルにホットドリンクを置き、ゆったりした姿勢を取ってみましょう。
リラックスタイムに何をする?
テレビを消して、スマホも見ないで、話す相手もいないのにぼーっとなんてできない!という人もいると思います。
私もいつも同じことをしているわけではないのですが、いくつか紹介します。
肌や爪のお手入れ・ストレッチ
ゆっくりハンドクリームを塗ったり、かかとのケアをしたり。アイケアも気持ちいいですよ。
スチーム式の電動アイマッサージャーなんかも試したのですが、やはり目元に重量感があるほうが好きです。
足の指を開くストレッチもおすすめです。
こんなやつ。かなりいいです。
他にも普通に腕や足を伸ばすストレッチもします。肩にバンテリンを塗る時間でもあります。
ちょっとした片付けや掃除
立ち上がって本格的にやるような掃除ではありません。スマホの指紋跡をきれいに拭いたり、キーボードの間のごみをエアダスターで吹き飛ばしたり。
パソコン周りをちょろっと整頓したりと、あまり考えずにだらっとできることをやります。
翌日起きた時もちょっと気分が良くて一石二鳥。
釣りのリールの手入れや刺繍といった、趣味関連も気分が上がるのでおすすめ。ハンドメイドをゆったり進めるのもいいかもしれません。
あまり集中しすぎないものを選んで、「暇だからあれやってみようかな」というものをいろいろ試してみると楽しいです。
意識して睡眠の時間をとってみませんか
仕事柄、そしてライフスタイル上、多くの睡眠時間を確保できない方は大勢います。
そういった方は、仮眠や、休日に多く休むことでバランスをとっていることも多いでしょう。
私がここで寝活をおすすめしたいのは、そういう「休みたくても休めない人」ではありません。
睡眠時間が足りていないのに「自分は寝なくても平気な人間」と考えている人です。
もちろん実際に睡眠時間が少なくても平気な人もいるでしょう。しかし、寝にくい環境にわざわざ身を置いて「眠くならないから平気」と言っている人も多いように思えてなりません。
睡眠も生活の1ピース。やりたいことをやった「余り」で寝るのではなく、寝るという行為をブラッシュアップしてみてはいかがでしょうか!