ボーダーコリー

ランキングだけでは決められない!「うちの子」に合ったペット保険は比較必須!

一昔前に比べ、ペットに対する医療はずいぶんと手厚いものになりました。

今や、健康診断や保険も当たり前の時代に突入したように思います。

ではいつごろから保険を検討するべきか?ということですが、個人的には『迎えたらすぐに』だと感じました。

なぜなら、うっかりの事故が多いのが子犬期ではないか?と思うからです。

ツナ氏の誤飲事件

まだ6ヶ月にもならない頃、不注意からシュシュをツナ氏に取られてしまったことがありました。

マテもできず、取り返そうと焦る私と、急いで飲み込もうとするツナ氏の攻防。

結局手を血まみれにしながら、喉の奥に見えていたシュシュの端をそっと指でつまんで外すことができたのですが…

すぐ病院の先生に診てもらったところ、「喉も傷ついてなくてよかったですね。飲み込んでたら緊急開腹だったと思いますよ」と言われてゾッとしました。

ちなみに誤飲は保険対象外の場合もあるので、子犬期から入る場合は調べておきたいですね。

人間と同じく「子どもと老後」が心配

3歳を迎えようとしているツナ氏ですが、今では「マテ」も「ハナセ」も聞いてくれるので誤飲のリスクは低くなりました。

階段から落ちそうになったり、危険な場所に近づくこともほとんどなくなりました。

ですが、子犬期は落ち着きもなく、さらに私たちも初心者飼い主ということもあり、「ヒヤリ・ハット」が多かったように感じます。

これからシニアに向けて病気のリスクも上がっていくのでその点も心配ですが、やはり子犬期の保険も重要ではないでしょうか。

治療を後押ししてくれる『保険』

2歳も始めの頃、ツナ氏の右目の下まぶた中央に小さな白いイボができました。

おそらくマイボーム線腫だろう、という話になり、今後の治療についてお医者さんと話し合いました。

要約すると

「いつかは手術することになるかもしれないけど、まだ目への影響は少ないし、数年単位で様子を見てもいい。ただ、大きくなれば切除面も増える」

ということでした。

簡単な手術といえど、ペットの手術は全身麻酔。かかる費用も十万以上です。

それを「若くて体力があり、腫瘍が小さいうちに早めに取ろう」と決断したのは、保険に入っていたことも大きいでしょう。

入っていなければ、様子見して、息子の進学が落ち着いてからでも…となっていたかもしれません。

もちろん、この決断がツナ氏にとってどういう結果になるのかはまた別の話です。

ですが、お金をいつ、いくらでも出せる家庭ばかりではありません。

してあげたいと思う治療を、してあげたいタイミングで選びやすくなる、というのは、やはり保険の強みでしょう。

保険の選び方

さて、では実際どの保険がいいのか?というと、個人的にでも「私としてはコレです!」とは言えません。

というのも、犬種やライフスタイルによって選び方が大きく変わってくるからです。

ちなみに我が家はPS保険に入っています。

長く入ってお手頃な値段、ネットでの申し込みでさらに安くなる点と、1日通院OK・免責金額無しでちょっとしたケガでも使いやすい点を重視しました。

免責金額…「一日**円までは自己負担」という制度。これを差し引いた金額に保険が適用されるシステム。

保証割合も50%、70%、100%と選べるところも人気のポイントではないでしょうか。

ちなみに、9歳以降は継続のみで新規加入はできません。継続していれば終身OKというのも高ポイントでした。

犬種ごとにリスクの高い病気やケガを知る

病気の中には、犬種によってかかりやすいものがあります。例に挙げると、ミニチュアダックスの椎間板ヘルニア、耳が垂れてる子の中耳炎などです。

まずは愛犬にとってリスクの高い病気・ケガが保障に含まれているかをチェックしましょう。

さらに、その病気は通院治療が中心なのか?入院することがあるのか?という点もプランを決める上で重要になります。

ボーダーコリーは先天性の物を除いても、目や関節に関係するリスクをよく見ますね。

ツナ氏も片ひざの関節がやや緩く、脱臼のリスクが少なからずあると言われています。

また、アグレッシブな犬種なので、病院の先生曰く、こまごましたケガもよく見るそうです。ディスクやアジリティをやると、やはり怪我のリスクは増えますね。

その辺は自分で調べてもいいですし、病院の先生に聞いてもいいでしょう。

診療している立場から、この犬種はだいたい何歳くらいからこういった受診をよく見る、といった参考意見がもらえるかもしれません。

かかりつけ病院の窓口清算という選択

ペット保険によっては、窓口清算できるものがあります。

全額を支払ってから後でお金が戻ってくるのではなく、病院の窓口で保険適応分を引いた額を支払えばいいサービスです。人間の病院の基本と一緒ですね。

一番のメリットは、手続きが必要ないこと。それだけ?と思うかもしれませんが、馬鹿にできません。

通常は、書類の郵送、またはオンライン請求で画像添付などをおこない、審査を経て保険金が支払われます。

これが本当に面倒。症状の内容から、それが確認された日付をすべて書き込まなくてはいけなかったり、病院で診断名の記入が必要だったり…。

とくに少額の手続きのダルさといったらありません。これだけやって!返ってくるのは一週間後に数百円!というのはかなり脱力です。珍しくもないし請求もするんですが!

窓口清算では手続きや審査が必要ないため、とにかく楽。今度今度と思っているうちに領収書を紛失…なんてこともありません。

窓口清算できるかは保険や動物病院によるので、かかりつけ病院がどの保険の窓口清算に対応しているかを聞いておきましょう。

病院側も対応している保険なら、治療前に保険は効くか、保険を使って負担がいくらか、という話もスムーズにいきます。

信頼できるかかりつけの病院があるなら、そこのおすすめの保険を選ぶというのも一つの手段です。

ライフスタイルに合った保険を選ぶ

ペット保険には、さまざまな特色があります。

その中には、交通事故時の車いす補助金や、マイクロチップ割引など、人によって必要度が大きく変わるものもあります。

また、会社によってプランの加入年齢が大きく変わることが珍しくありません。

継続更新の上限年齢が決められていて終身で入れないものもあれば、シニアから入れる保険もあります。

そろそろ入ろうと思ったら、考えてた保険会社で入れるプランが無かった、割高なものばかりだった、では悲しいですよね。

ネット上の評判だけでなく、愛犬のリスクに合っているか、自分たちのライフスタイルに沿えるか、といった点をよく考えて選ぶことをおすすめします。

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